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きたぐらし通信

きたぐらし通信は、北海道旭川市に住むデザイナーmeiが,北海道の魅力や日々の暮らし、アートやデザインについて書いていく不定期ブログです。 書いて欲しい場所、内容などリクエストありましたらメッセージにてご連絡ください!

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旭川に1年半住んでわかったこと15こ

日々の暮らし 地域のこと




仕事の都合で札幌から旭川に移り住んで1年。
去年6月に退職し、札幌国際芸術祭スタッフとして拾ってもらい半年札幌に戻り、
そのあとは東京にでも行こうかな~と思っていたのですが、
ご縁が重なり旭川にふたたび戻ってきました。

いまは中心街にあるデザイン事務所でブランディングのお手伝いをしています。アフターファイブのある優良企業(企業じゃないけど)。プラスたまーに札幌のお知り合いから個人のお仕事をもらいながら、なんとか生きてます。

 

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旭川は北海道の中心、富良野よりちょっと上のあたりにあります。
人口は34万5千人くらい。道内では札幌に次いで大きな町です。

 

ということで、合わせて1年半旭川に住んでみて
感じたことをまとめてみました。




1.仕事は結構ある

はじめに旭川に引っ越すとき思ったのが、「旭川に仕事あるのか?」だった。今思えば失礼な話ですね(^^;)北海道に住んでいてもほとんど札幌から出たことがなかったので、他の地域は未知の世界でした。

いざ暮らしてみると旭川は道北地方では一番大きい都市なので、道北のモノや情報は旭川に集まります。とくに車は、道北走ってても旭川ナンバーの車を多く見ます。

デザインのお仕事に関しても、札幌の会社よりも地元の会社とやりとりしたいって声も聞きます。仕事あるじゃん!て驚いた。(環境がいいだけ?)仕事の幅は広いです。お客さんとの距離も近く、色んなことに挑戦できます。


 

2.車がないと生活できない

私は中心街生活ですが、それでも車がないと息が詰まっちゃいます。はじめの1年は近所に友達もいなく、車も無く…ほぼ事務所と家の往復生活…でだいぶ塞ぎ込んでましたw
仕事の道具を揃えるにも車がないと行けない距離。バスはあるけども、自由に動き回るには車の免許は持っといたほうがいいです。私も原付か車の免許取るか検討中。


 

3.夏はクソ暑く冬はクソ寒い

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 盆地なので風がない。なので夏は暑く冬はしんしんと寒いです。道南より気温が高い時もあります。冬はマイナス20度を越える時も…。

だけど、寒さを感じる時ってだいたい強い空っ風がビューッ!と吹いた時で、風の無い寒さは案外耐えられます。

しんしんと耐える感じです。笑

でも去年の冬はあったかくて、冬祭りの氷像が溶けちゃうくらいだったなー。

 

 

4.車で30分ちょいで富良野、美瑛に行ける


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富良野や美瑛の丘から眺める景色をみるたび「北海道に生まれてよかった~!」って思います。

そんな絶景も車でドライブがてら観に行くことができます。
美瑛で30分、富良野で1時間くらい。

ちと遠めだけど、層雲峡の景色も大好き。

 

 

5.人が優しい

旭川の人は基本優しいイメージ。あたたかくて親切です。

札幌住んでた時も「旭川の人が好き」という声はよく聞きました。だから引越しのときもそんなに心配はなかったかな。

 

 

6.緑道はおしゃれスポット

旭川駅からは少し離れた位置にある緑道界隈は、札幌でいうと狸小路8丁目や創成川イーストみたいな雰囲気。まちはずれスポットです。

コーヒースタンドや北欧雑貨店、絵本作家のあべ弘士さんが設営されたギャラリー、絵本のお店、お菓子屋さん…etc.

旭川市民に長く愛されている「七福弁当」があるのもこのエリア。

旭川に遊びに来たら、休憩は緑道がおすすめ。のんびりできますよ~

 

 

 

7.中心街に公園、美術館、図書館が揃っている

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緑道を西に歩いて行くと、常盤公園にたどり着きます。

公園内には旭川美術館と図書館があります。

美術館は面白い企画をいろいろやっていて、札幌から来るお客さんも多いみたい。

ここの図書館が私は大好きで!本棚が低いおかげで窮屈感が無く、開放的。初めて来た時感動しました。

わりと最近の映画もDVDで鑑賞できるし、雑誌も種類が豊富!休日になるとけっこう混雑してます。人との交流が少ない私にとっては、図書館が唯一仕事以外の他人と交流できる空間でした…。毎週通ってました。
札幌だと図書館はちと遠い距離にあるので、中心街にあるのはとてもうれしい。ほかにも街中に彫刻が多くあったり、文化を大切にするための基盤がきちんとしているように感じます。

 

 

8.フリーペーパーが豊富

中心街に住んでると尚更なのかな。

道新から毎週金曜発行されている「ななかまど」、週に二回発行されている「ライナー」、あと譲ってくださいとかサークル募集!とか、かわら版的な「ひかり」、街中で配布されている「asatan」などなど…

地域雑誌買わなくても十分情報が入ってきます笑

 

 

9.至る所にあさっぴーがいる

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あさっぴーは旭川のマスコットキャラクター

いたるところに現れる謎の生き物です。

イラストよりも、着ぐるみが可愛い。LINEのスタンプも販売されてます。

あさっぴー無しで公共のイベントできないのか?ってくらいあさっぴーだらけです。

 

 

10.雪の美術館はけっこう良い

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アナ雪効果で入場者が10倍くらい増えたと噂のところ。

中心街からは遠いけども、旭山動物園以外に自信を持っておすすめできる貴重な場所!笑

たぶん、旭川市にある施設のなかで一番金かかってると思う。。。
結婚式場として使用されることもあるみたいです。
ディテールひとつひとつが細かく作られていて、こだわりを感じられます。


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11.外から見たら「動物園」、市が推したいのは「家具の町」、住んでると特に「何もない」

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旭川といえば?と言ったら大概の人は「旭山動物園」のイメージが強いと思います。たしかに面白いです。動物たちが生き生きしていて、何回行っても感動します。でもそれが「旭川らしさ」かと言われたらそうじゃない。

旭川には木工家具やクラフト産業が活発で、工房がたくさんあります。世界的に活躍されている家具メーカーの工場もあります。

家具をメインとしたイベントも開催されており、市全体で旭川を「家具の町」にしようという取り組みがされています。

だけど市が推薦するからといって、市民も同じように誇りを持っているのかと言われると、あまりそうは感じません。実際住んでる人に旭川らしさを聞いてみると「何もないところが旭川らしさ」といいます。

 

 

12.中心街にパブリックスペースが少ない

若い人たちはどこで遊んでるんだろうな?と思います。

なにか集まってミーティングしようにも、マチナカで学生が集まるのはチェーン店くらいのように見える。ちょいちょい個人経営のカフェがあるけど、そんなに大きいお店でもないし。大人数で長居はできないかんじ。

イベントや展示をしたいと思っても、若者向けのギャラリーが皆無に等しいです。

空きビルがたくさんあるんだから、もっと自由に使えるスペースつくってほしいなと感じます。もしくはそういう場所を知ってる人がいたら教えてほしいです。切実。

 

 

13.地元の食べ物が安く手に入る

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スーパーに行くと東川や東神楽産の野菜が多く見られます。比較的安価です。フィール地下の野菜売り場に行くとタイムセールで二桁の値段で買えたりします。しかも美味しい!

旭川に来てから、食べ物はなるべく道産を選んで食べるようになりました。大豆製品と野菜はとくに気にして買ってます。豆腐とか、遺伝子組み換え製品と2倍くらい値段が違うときもあるけど、野菜が安い分家計に負担かかることは無いです。

 

 

14.回転ずし屋が多い

旭川で人気の食べ物は何ですか?と不動産屋さんに聞いたら「回転ずしですね」と言われた思い出があります。内陸のくせに。

たしかに至る所に回転寿し屋があります。ラーメン屋に負けないくらい。そして大体美味しい。

 

 

15.「これでいい感」

上記の通り、旭川には財産がたくさんあります。

あたたかい人たち、住みやすい環境、美味しい食べ物、木工産業、まわりには観光地がいっぱい…。

都会に比べるとモノは少ないけど、でも、無くて困る程でもない。

よく言うと「ちょうどいい」。

だから、新しいことを求めなくても十分今のままで良い感じがしてしまいます。

旭川について、友人と話ししていたときに出てきた「これでいい感あるよね」って言葉。これに尽きると思います。

なにか企てて「面白そう!」と興味持ってくれるけど、協力して行動するほど熱くもなれない。やりたいことあるならやっていいよ~ってかんじ(小言になってきた…)

旭川は今後どのように変化していくのか、自分はどう変化していけるのか、あまり見当がつきません。とっかかりがつかめません。
変わらなくていいのかもな…と、ぽやーんと平和な気持ちになったりもします。

旭川住んでる人は基本、旭川大好きですし。

もうしばらくは旭川でのんびりしつつ、お仕事頑張ろうかと思います。
札幌にもバスで往復3000円くらいで行き来できるし。

遊びに来てね。


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2017.1 追記
新しい記事追加してみました。

「なんで旭川ってこんなに寒いんだ!?」から旭川の魅力について考える - きたぐらし通信