12月号の入稿が終わり、すでに年末気分の山田です。
展示レポートでっす。
現在開催中の、札幌・紙芝居展に参加しています。
14日(土)は北海道紙芝居研究会「かぜるん」さんによる紙芝居実演がありました。
あわせて会場の紹介をします。
(ページの最後に展示会場の詳細載せてあります)
会場の品品法邑は、茶廊法邑さんの離れにある2階建てのギャラリーです。アーティストのダム ダン ライさんのペイントがポップで可愛いです。
1階はこんなかんじ。
イベントもできる広い空間です。
作品は、
9人の作家さんの紙芝居原画、
木工作家の山田弥延さんのオリジナル紙芝居舞台、
30人ほどの作家さんたちのフレームデコ舞台、
ほか紙芝居の歴史や昔使われていた紙芝居の複製が展示されています。
イベントも毎日のように開催され盛りだくさんです。
実演の様子。
午前中は子供向けの紙芝居実演、午後は大人向けの実演でした。
どちらも席いっぱいに人が集まっていました。
この日はなんと、私の作成した紙芝居を読んでいただきました!
さすがプロは違います…。キャラクターが生き生きしていて感動しました。
読んでいただいているときはかーなーり恥ずかしかったです。緊張しました。笑
既存の紙芝居もいくつか実演し、紙芝居の演出のポイントや舞台のこと、絵本と紙芝居の違いなどのお話もありました。
飛び入り参加の男性の実演もあり!とても楽しめました。
こんなポストカードサイズの紙芝居もありました。
部屋に飾りたくなりますね!
こちらは佐藤正人さんの「ムーニャのおくりもの」と、山田弥延さんの手作り舞台です。
2階はこんな感じ。
吹き抜けがあり開放的な空間です。
原画はひとり12枚以上描いているので、
会場は壁いっぱいにフル活用でした。見るほうも大変ですね!笑
全員の作品を紹介したいところですが…これから行かれる方達の楽しみを奪ってしまっても申し訳ないので!
いくつかピックアップして紹介します。
↑は私の展示。「冬のサーカス」をテーマにオリジナルのお話をつくりました。
今回誘ってくれた、大橋奈々ちゃんはアンデルセン童話の「もみの木」を紙芝居にしていました。もみの木の一生のお話を可愛い水彩画で書いています。お話はとっても切ないものなのですが、イラストの暖かい雰囲気で中和されている感じ。
迫力たっぷりな宮崎亨の作品は「羅生門」。油絵で描かれています。
子供が見たら泣きそうです!笑 大人も楽しめる紙芝居ですね。
デコフレームのなかでひときわ輝いていた作品。
母が「ジブリみたい!」と喜んでいました(^^)
デコフレームの素も販売されています。
紙芝居の歴史がわかるコーナーもあり。
戦時中に使われていた紙芝居の複製なんかがおいてあって自由に見ることができます。
なかでも衝撃だったのがこの「桃太郎サン」。
生まれたときから超ビッグサイズな桃太郎から始まり、動物達もがっつり臨戦態勢な容姿。
そして鬼を倒すシーンが凄い。こちらです↓
『ススメーッ』
戦車!?しかもめちゃくちゃカラフル…。
猿は戦闘機に乗って空中攻撃してます。
戦時中のモノだったからですかね。戦時教育につかわれていたんでしょうね。
鬼に同情します…
実演のない日も、会場で実演の映像を流しているので、いろんな読み手さんの実演が楽しめます。読む人でぜんぜん作品の雰囲気が変わるので面白い。
会期は21日までです。
ぜひ見に行ってみてください〜
facebookページのほうが詳しく作品の説明をしてくれていますので
ぜひチェックしてみてください。
https://www.facebook.com/sapporo.kamisibai
・日にち:2015年11月7日(土)~21日(土)
11:00~18:00(最終日16:00まで)
・会場:品品法邑(しなじなほうむら)
札幌市東区本町1条2丁目1-10(火曜定休)
地下鉄東豊線「環状通東」から徒歩10分くらい
http://www.houmura.com/