「アートフェア札幌2015」に行ってきました
11/22、23日に札幌クロスホテルで行われた
アートフェアに行ってきました!
去年はスケジュールが合わず参加できなかったので、とても楽しみにしてました(^^)
楽しみにしすぎて、間違って1週間前に会場に行ってしまいました。。。
「あれ…なんか宿泊客しかいない…日付間違った!」
と、リビングで休憩しただけでそそくさ帰る…という失敗エピソードから始まり(^^;)
1週間後に改めて来たら、ちゃんとフロントに特設受付がありました。
アートフェア札幌について詳しいことは公式ページをどぞ~
道内だけでなく、国内外のギャラリーが参加されており
作家さんが在廊されていますので作品の解説も聞けちゃいます(^^)
デポジット制で入場料1,000円ですが作品や書籍関連グッズを買うと入場料が戻ってきます。
会場入るとフロントでヘルメットみたいなものかぶった人が恥ずかしそうにしていました。
よく見ると後輩でした。笑
吉本のお笑い芸人さんたちと中継が繋がっているらしく、ヘルメットをかぶると
向こうから色々指令が飛んでくるらしいです。
「ウェアラブル芸人」という企画だそうですw
その後綺麗な女性スタッフさんがフロントにいるお客さんに向かって芸をさせられていました。
なんかエイリアンに脳みそ乗っ取られた人みたいな感じに見えました。笑
楽しそうだったけど、タイミング合わずこちらはスルー!残念!
会場は13階、14階のフロアでした。
各部屋の前にギャラリー名と所在地が貼られています。
昼過ぎに行ったけど、そこそこ混んでました。
数が多いので、撮影できた中で気に入ったものをピックアップして紹介します。
京都の同時代ギャラリーさん
ベッドの上に作品がコロコロ、焼物や漆の作品など伝統工芸の技術を使った作品が印象的でした。
連れが鋳金でできたボールペンを買いました。
この木彫りの作品がとても素敵でした!そのまま飾っておいてもいいなと思うくらい。
ギャラリーのリーフレットもらったけど、歴史のあるビルで素敵だったので
京都行った時に立ち寄らせていただきたいと思います!
大阪のYODギャラリーさん
毎年100個つくってるんだという、こちらのプロジェクト。
お花かな〜と近くで見たら人型でできてました。
窓の縁に並んでる姿が可愛かったです。
札幌のト・オン・ギャラリーさん
松浦シオリさんの描く女性がこの一室に泊まっているイメージで展示されていました。
革製品やアクセサリーとのコラボもあって、楽しい!
ずっと原画見たかったのですが、やっと拝見できました…美しいい(^///^)どきどき
バスルームにはsippoさんのアクセサリーがずらりと!
学生の時からずっとsippoさんの作品を見てきましたが、年々レベルが上がっていて吃驚します。。。販売イベントご一緒させてもらったりしてましたが、もはや手の届かないお方になってしまった〜〜(T T)泣
人魚の涙をイメージした透明感のあるアクセが印象的でした。
什器も作品に合っていてすてきです!!特注なのかな。。。
ご本人もちょうどおられたので、お話できて嬉しかったです(^^)♡
ギャラリー門馬さん
作品の見せ方が一番印象的だった部屋でした。作品への愛を感じます。流石です。
藤沢レオさんの作品、この繊細な線が好きなんです!!部屋の壁に欲しいッッッ
こちらの食器たちも気になりました。かわいい!
クラークギャラリー + SHIFTさん
ワビサビさんの屏風がお出迎え!
狭そう!笑
もすこし大きい部屋に飾りたいですね。大迫力でした。
東京のエミグレコレクションさん
どれも素敵だったんですが、刺繍の作品がインパクトありすぎて全部持っていかれました笑笑
海外の女性に身につけて欲しい。極度乾燥的な感覚で。
東京アインシュタイン・スタジオさん
写真展やコンペを行う団体だそうです。
部屋に合ってて素敵でした。こちらの写真を購入しました。
東京のeitoeikoさん
入口入ったら大きい何かがお出迎え。。。ファミマの入店音とともに。(左下に作品がありました)
ポップなものが多い。見たことある作品も多くありました。
ラッキーなことに混んでない時間帯だったので
作家の島本了多さんがひとつひとつ解説してくださいました。
めっちゃ笑いました。。。おかげで一番楽しめました!
ちなみにメインビジュアルにもなっている↑の作品ですが
ミ●キーではなく家紋の洲浜紋だそうです。
ミ●キーですねw
台湾のギャラリー・グラン・シエクルさん
ス・ツーハンさんの作品。
は〜〜〜〜…好きです。言葉はいらない美しさ。
ミニチュア好きにはたまらん感じでした。
- - - - -
見るのに一生懸命で写真撮り損ねたものもたくさんあるのですが…
ソン・ミンクァンさんのカラフルな車のアクリル画
米山幸助さんの動物の絵
鈴木星亜さんの不思議な景色の絵
ウリュウユウキさんの写真群
が、グッときました!!
3時間くらいいたのかな?
けっこうなボリュームがあって楽しかったです。
個人的な思い出としては
一室移動するたび知り合いに遭遇くらいの頻度で知り合いだらけでした笑
2日間と日にちが集中しているせいもあると思うけど。
プチ同窓会みたいで楽しかったです(^^)
その土地を生かした展示
ギャラリーでなく、ホテルの室内での展示販売というのは
ラグジュアリーな雰囲気がありつつも、作品がより生活に近づいた存在に感じました。
写真で例えると、
・ギャラリーでの展示は「スタジオ撮影」
・ギャラリー以外の場所での展示は「野外撮影」
のようなものだと私は思っています。
まわりの環境や風景で被写体の見え方が変わるように、作品がより生き生きと自然に見えるからギャラリー以外の展示けっこう好きです。
自分の馴染みのある場所であるなら尚更です。
去年行われた、すすきの夜のトリエンナーレは、その土地を生かした良い例だと思います。
作家が展示場所を指定している展示の場合、
なぜその場所を選んだのか?
どのように見てほしいのか?
その土地にとっての立ち位置や歴史を踏まえて作品を見ると、
作品とその場所の意外な関連性や、新しい目線が生まれてきます。
店舗や空き物件と作家のコラボが、今後もっと増えていったら
観光資源としても、その土地の文化資源としても貴重なものになっていくと思います。
アインシュタイン・スタジオさんで写真を購入しました。
だいじに飾ってます(^^)