きたぐらし通信

きたぐらし通信は、北海道旭川市に住むデザイナーmeiが,北海道の魅力や日々の暮らし、アートやデザインについて書いていく不定期ブログです。 書いて欲しい場所、内容などリクエストありましたらメッセージにてご連絡ください!

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ベツレヘムの星とグレートコンジャンクション

あっという間なのか、ようやくなのか、師走。

クリスマスツリーもう飾りました?🎄

ツリーのてっぺんに飾る大きい星、あれとても大切なものだということを最近知りました。

名前をベツレヘムの星と言います。

キリスト教の方にはお馴染みのものだと思いますが、この星を頼りに東方の三博士がイエス様の生誕を知ったというものです。

 

 

ベツレヘムの星の正体

彗星や超新星など諸説ありますが、その中のひとつに「木星土星の会合」があります。

会合とは地球から見て天体同士が接近することです。

この木星土星の会合は、占星術で強い意味を持つ組み合わせです。意味は後ほど。

新約聖書では、東方の三博士は占星学者だと書かれているようです。

星読みで救世主の誕生を予測したというわけですね。

 

 

元々占星術天文学と同一のものだったと言われています。

そして今のように個人の占いに使うものではなく、王様が世の流れを知り、国の行先を決めるためのものでした。

今の個人の占いとして定着したのは、天動説から地動説の時代に切り替わり、その後心理学が発展して、ユング心理学などと関連付ける占星術が流行してからです。

占星学は紀元前から利用され、元々はアカデミックなものだったんですね。

 

 

そんな星の歴史にハマり、勉強を始めて1年経ちました。

成果展をするのに丁度いいタイミングで、いま旭川中央図書館の2階で占星術をテーマにした展示をさせてもらっています。

12/27までやってます。

 

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展示内容は冒頭に描いたベツレヘムの星の話から始まり。ホロスコープの解説、そして10天体のイメージイラストをメインに展示しています。

 

占星術では月水金地火木土天海冥(地球は太陽に代わります)10天体を主に使います。

この10天体にはそれぞれ意味があり、さらに空を12分割し組分けしたサイン(星座)にも意味があり、天体同士の角度にも意味があり…と言った具合に、

意味と意味を掛け合わせ、解釈を深める遊びのようなものが星占いです。

 

占星術的に天体をモチーフとした絵というのは、15世紀には既にある手法でした。

 

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15 - 16世紀に流行した、出生時の星の位置がその人の体液の偏りや気質を決定するという思想「惑星とその子供たち」の「土星とその子供たち」の図(Wikipediaより引用)

 

天体の意味というのは時代に沿って変化します。

今回は天体の持つ意味を私のフィルターを通して、絵と言葉にして表現してみました。

絵の完成度としてはもう少しやりたかった気持ちがありますが、解釈としては1年勉強した成果が出せたんじゃないかなと思ってます。

星の解釈は人それぞれです。だから自分で読めるようになるととても楽しい。ぜひ展示を見て、あなたの解釈を聞かせて欲しいです。

 

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こんな感じで絵と文を10個描いてます。これは水星。壁がボロいのはご愛嬌。

 

グレートコンジャンクション

キリスト誕生を知らせた木星土星の会合。これは、グレートコンジャンクションと呼ばれます。20年に1度の頻度で起こる珍しい現状です。そしてそのグレートコンジャンクション、今年の12/21に起こるんです!冬至の日ですよ!

古代の意味では、木星は権力者や王様のような力を持つ者、土星ユダヤ人を表すと言われていました。その会合が魚座の位置で起こったのがキリスト誕生の年で、しかも1年に3度も会合があったそうです。

 

現在では、木星は拡大を表し、土星は制限や責任を表す星です。二つの相反する意味の星が重なることで、新しい社会構造が生まれるというような意味があります。

 

しかも、今までの200年は土の星座(牡牛、乙女、山羊)で主に起こっていたものが、今年から風の星座(双子、天秤、水瓶)に代わり、以後200年続いていきます。

最近よく聞く、「風の時代」への突入です。

 

土は物質的な感覚…土地や経済が重視され、積み上げて固めていく思想。

風は非物質的な感覚…情報や目に見えないものが重視され、拡散し、フラットな状態へ向かう思想。

 

今年嫌というほどその変化の兆しを感じて生活してきましたね。

今後200年これが続く…とはいかないまでも、長い歴史の始まりに立っている感覚です。

人同士の繋がりの変化、経済の変化、価値観の変化…来年以降も、切り替わりが沢山起こるのだと思います。

切り捨ては無慈悲にやってくる、その覚悟をしておく。

 

 

次の時代への変化は明るいものになるのでしょうか?

前回の風の時代には、偶然にも、ペストが流行していました。ただ今回のように風の時代スタートからというわけでなく中盤あたりからの事件でした。見えないものが拡散していく…というのはまんま風の意味なんですけどね。単なる偶然と思いたい。

歴史は繰り返すと言いますが、星の世界では同じ時間というものはひとつもなく、螺旋のように1方向へ向かう世界観です。

どうか、明るい方へ向かっていると考えたいですね。

 

星を学んでいると、これからの200年を超えた後、次に訪れる「水の時代」はどんな世界なんだろう?と、遠い未来に想いを馳せることができます。

星の意味のままに考えるなら,今より人同士の関係が平等になり、感情は共有されるものになり、個人の時代から集合知の時代になるのかな。。。

バイスで感覚が共有されて自分の身体に拘束されることが無くなるとか。思考だけであちこち旅行に行けたりコンサートを楽しんだりとか。近未来的な妄想が止まらなくなります。

そのとき私たちはもういませんが。次の次の世代の人たちのためにも今をしっかり生きようと、思う今日この頃です。

なんか壮大な終わり方になってしまった…。

 

お近くの人は、展示見に来てね!

吹き抜けのある廊下に展示されてるんで、感染の不安も少ないよ。

 

今私が大学生なら、間違いなく占星術とアートの関わりについての研究をしていたと思う。もっかい大学行きたい。 

 

 

ベツレヘムの星のひみつ -星占いと10の天体の話-

2020/11/28 - 12/27

開場時間 火〜金 9:30〜19:00、土日祝9:30〜18:00

会場:旭川市中央図書館2F ミニギャラリー(常磐公園内)

 

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